CTCのライフサイエンス情報サイト LSTech

知識ベースin silico定性毒性予測システム
Derek Nexus

line
カタログ・事例集 無料資料プレゼント ICHM7ガイドラインFAQ集
ジェネリック医薬品開発だからこそ、原薬中の不純物の変異原性評価・管理にin silico毒性予測システムDerek Nexusが活躍！
関連ニュース

製品概要

Derek Nexusは、化合物の構造からその毒性を予測する知識ベースのSAR（構造活性相関）予測ソフトウェアです。

図：予測結果とアラート詳細の参照

図：予測結果とアラート詳細の参照

Derek Nexusは、統計解析的な手法を用いた定量的毒性予測とは異なり、論文・公共データベースなどの既知の情報から得られた、部分構造毒性相関の経験則を定義した知識ベースにより、定性的な毒性予測を行います。
化合物構造をソフトウェアに内蔵の描画ツールより入力、またはMOL・SDファイルなどから読み込むことで、容易に毒性予測が行えます。

予測結果として、入力化合物に対する毒性発現に寄与すると考えられる部分構造（アラート）を提示し、また構造毒性相関に関するアラートのリファレンスや既知の報告化合物情報が参照でき、化合物の潜在的毒性の解釈に活用することができます。

知識ベース

Derek Nexusで用いられる知識ベースは、毒性が既知の化合物から共通の構造毒性相関ルールを導き出して作成されています。

知識ベースの作成には、公共のデータベースや文献情報から得られるパブリックデータや、Collaborativeグループのメンバーから提供頂いたプロプライエタリデータが用いられています。

作成されたルールの妥当性は、Collaborativeグループのメンバー並びにLhasa社により検証されており、一部のアラートについては検証結果として陽性的中率を参照することもできます。

また、皮膚感作性予測においてはLLNA EC3値の予測も併せて行われます。

知識ベースの内容はユーザーに公開されており、現在、57種類の毒性エンドポイントにおける872個のアラートが収録されています。

  • Mutagenicity
  • Carcinogenicity
  • Chromosome damage
  • Genotoxicity
  • Skin sensitisation
  • Irritation

など

  • Hepatotoxicity
  • HERG channel inhibition
  • Neurotoxicity
  • Teratogenicity
  • Thyroid toxicity
  • Respiratory sensitisation

図：皮膚感作性予測でのLLNA EC3値の予測結果の参照

図：皮膚感作性予測でのLLNA EC3値の予測結果の参照

ICH M7ガイドラインへの対応

ICH M7（潜在的発がんリスクを低減するための医薬品中DNA反応性（変異原性）不純物の評価及び管理）ガイドラインの対応に向けた、知識ベースDerek Nexusと統計ベースSarah Nexusの相補的な（Q）SARによる予測結果が同時に得られる、ICH M7 Prediction機能が装備されています。

構造式を入力してワンクリックするだけで、この両システムの予測結果サマリーを一つの画面上に同時に表示することができます。またDerek NexusおよびSarah Nexusのそれぞれの予測結果の詳細も簡単に確認することが可能です。

ICH M7レポートとして、両システムの予測結果を一つのWORDファイルやPDFファイルなどでレポート出力することができ、規制当局への申請のための添付資料としてご利用いただけます。

※
ICH M7 Prediction機能の利用には、Derek NexusおよびSarah Nexusの双方のライセンスが必要となります。
図：ICH M7 Prediction機能

図：ICH M7 Prediction機能

図：ICH M7レポート

図：ICH M7レポート

知識ベース内の詳細閲覧

Derek Knowledge Editorという別のツールを用いて、知識ベース内にある全ての情報を参照することが可能です。アラートやエンドポイントのリスト表示や、キーワードや部分構造などの検索機能が用意されています。また、このツールを用いてユーザーは自社独自のアラートなどを作成することも可能です。

図：Derek Knowledge Editor

図：Derek Knowledge Editor

導入メリット

資料ダウンロード

カタログ

Lhasaカタログ
内容：
Lhasa社のin silicoソリューションの全製品を収載した総合カタログです。
ダウンロードはこちらから

事例集

Lhasa事例集
内容：
各in silicoシステムを単独または組み合わせた運用の事例集です。どのような業務にどのシステムを運用したかについて具体的な例を収載しています。
ダウンロードはこちらから

文献ライブラリ

Derek Nexusに関連する文献や過去発表ポスターなどは、以下のLhasa社ホームページをご参照ください。
Derek Nexus Library window open

関連製品

化学・食品・化粧品・農薬向けアプリケーション

知識ベースin silico毒性予測システムDerek Nexusは、世界中の多くの製薬企業やCRO・研究機関で使用されております。しかしながら製薬企業のみならず、医療機器・化学・化粧品・農薬企業の研究開発業務においても、新規開発物質はもちろんのこと、使用する化学物質の安全性評価は重要な課題となっています。

ここでは、製薬企業以外の化学・化粧品・農薬企業におけるDerek Nexusの適用例について紹介します。

食品開発向けアプリケーション

in silico毒性予測システムDerek Nexusの食品開発向けの適用例についてご紹介しています。

詳細はコチラをクリック

化粧品業界向けアプリケーション

in silico毒性予測システムDerek Nexusの化粧品業界向けの適用例についてご紹介しています。

詳細はコチラをクリック

農薬開発向けアプリケーション

in silico毒性予測システムDerek Nexusの農薬開発向けの適用例についてご紹介しています。

詳細はコチラをクリック

※化学品業界向けについても、情報が整備でき次第、随時公開いたします。

まずはお気軽ご相談ください。　03-6403-2213

PageTop