化学製造業のELN活用

研究者の実験ノートやPC端末に、重要な知財が眠っていませんか？

紙の実験ノートやExcelなどの電子ファイルは、各研究者にとって日常的に利用される実験データの記録媒体です。しかし、昨今はこれらが研究者個人で保管されていた場合、重要な知財の管理やナレッジ共有、またデータの二次利用が困難であるという課題が企業にとって課題になっています。

製造業のR&Dデータのデジタル化が加速！電子実験ノート（ELN）の利用が広がっています。

「電子実験ノート（ELN）」は、日本国内では2007年頃から製薬企業で急速に普及しました。そのためELNは製薬企業が導入するものというイメージを持たれている方も多いのではないでしょうか。

しかし、グローバルでは、化学・食品・農薬・化粧品・石油化学・消費財など製造業全般のR&Dプロセス促進に、多くの企業がELNを導入しています。昨今は、デジタルトランスフォーメーションの気運高まりと相まって、多くの企業で研究データのデジタル化に向けての取り組みが進められています。

Why IDBS？

CTCは、英国IDBS社の電子実験ノート（ELN）システムE-WorkBookをご提供しております。

幅広い業界で豊富な導入実績

グローバル：300社　45,000人以上、25カ国以上でIDBS社E-WorkBookは活用されています。

IDBS社のELNを利用するメリット

POINT！Webブラウザがあれば利用可能なので、
幅広い端末で利用可能！

研究者のパソコンの機種・OSがバラバラではありませんか？

IDBS　E-WorkBookはwebブラウザベース、しかもIE、Chrome、FireFox、Safariにも 対応しております！PCがWindowsでもMac、またiPadやiPhoneでも使用できますので 普段お使いの環境でPC・ブラウザで手間なくすっきり導入可能。
将来のスマートラボ化を見据えたプラットフォームとして最適です。

※ipad等、iosは一部機能に制限がございます。

POINT！化学業務に必要な機能に絞られており、
いたってシンプルなインターフェース！

有機合成反応の業務に必要な機能は網羅していますが、必要な機能を中心に構成しており、いたってシンプルなインターフェースが特長です。そのためELNを初めてお使いになる方も、すぐに操作に慣れていただくことができます。また、電話やメールでのQAサポート付きなので、安心してご利用開始いただけます。

E-WorkBook Chemistry機能

E-WorkBook Chemistryは、有機化学合成反応のワークフローを網羅的にサポートする電子実験ノート（ELN）システムです。シンプルで直感的なインターフェイスで抜群の使いやすさが特長です。柔軟なライセンス体系により、構造式や反応式を扱う研究者様の人数分だけライセンスをご購入いただけます。

E-WorkBook Chemistry上で、有機合成反応を素早く設計したら、別途提供されるモジュールにより、オンラインで試薬の在庫検索が行えます。

また、化学物質の安全性やGHS分類なども入力できるなど、化学物質取扱い者に対する安全性管理にもご利用いただけます。

主な機能① Chemistry情報の登録

ChemAxon社構造式エンジンを活用したChemistry機能が提供されています。また、化学者が使い慣れているChemDrawやChemAxon、BIOVIA Drawなどのケミカルドローイングツールから化合物の構造式や反応式を容易に描画できます。

構造式・反応式の描画

• MarvinDrawまたはChemDrawで描画可能
• マテリアル情報の生成
• 試薬情報の選択
• molファイル、rxnファイル等の読み込み

マテリアル情報の入力

• 質量、容量等の入力
• 等量による自動計算
• Plan、Actual情報の入力

主な機能② 豊富な入力支援機能

化学反応に使用した試薬や反応条件なども記録できます。
また予め登録したフレーズを選択しての入力など、研究者の業務効率を支援する機能を搭載しています。

実験プロトコルの入力

• マテリアル情報からの入力
• お気に入りフレーズからの入力
• ショートカットキーによる入力支援
• 実験条件の入力
• 表の挿入、画像の挿入

主な機能③ Stoichiometry機能

E-WorkBook Chemistryで化学反応式を入力すると、システム内に搭載されているChemAxon技術が駆動し、反応式中の化学構造式のどれが反応物質（Reactant）で試薬(Reagent)か、また生成物(Product)かが識別されます。 最終的に、反応式を一望できるStoichiometryテーブルが自動的に生成します。（各化合物の分子式を入力すると自動的に分子量が掲載されます）

主な機能④ 安全性情報

化学物質のSafety、GHS分類などを入力できます。

Safety情報を入力

• パーソナルプロテクション情報
• GHS分類のシンボルマーク選択
• Safety情報の入力

その他にも、化学合成業務を支援する豊富な機能を搭載！

過去の実験記録の検索（構造検索とテキスト検索）、パラレル合成など一連の業務を支援する機能を搭載しています。
詳細な機能については、お問い合わせください。

電子署名やAudit Trail機能

電子実験ノートの基本要件である、知財保護を支援する電子署名やAudit Trail機能が標準装備されています。

モジュール追加で！Spreadsheet機能

モジュールE-WorkBook Advance（高機能多次元スプレッドシート）を併せて使用することで、化学反応式だけでなく分析試験結果や製品の組成（レシピ）管理などにご利用いただくことで、より広範なR&Dデータのデジタル化に繋がります。

適用業務

E-WorkBook Chemistryは、エネルギー産業（石油化学）、エンジニアリング（工業化学）、消費剤、医薬品、農薬などのさまざまな製造業務で利用可能です。各分野の化学者の異なるニーズに応えることができます。

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デモ動画

再生時間:2分1秒

概要

E-WorkBook Chemistry（https://www.idbs.com/discover-e-workbook/chemistry/）は、合成化学者社向けの有機化学反応の設計と実行のための包括的ELNソリューションです。化学量論を完全にサポートし、手順の記録、在庫から化合物の参照や登録などに対応しています。 ChemAxon（http://www.chemaxon.com/）との戦略的パートナーシップは、ケミストリーELNにおけるIDBS社の知識と深い経験と相まって、化学研究に特化して設計されたELNプラットフォームをユーザーに提供します。

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