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研究開発現場で起こるデータ解析の課題
研究開発業務におけるデータ解析の必要シーンに目を向けると、創薬基盤研究、探索研究、開発研究、臨床開発、Translational Research、生産技術研究、育薬等それぞれの研究開発業務のフェーズに応じて、いずれも実験結果の取り纏めや、解析、報告書の作成とプロジェクト進捗管理は必須となっております。
もっと簡単にデータへアクセスできて、もっと簡単に解析業務を行えないものだろうか?
- ●あのデータは社内の基幹データベースにあるんだっけ?
- ●数値DataはあのExcelにあったよね?
- ●解析・描画したグラフは別のシステムに入っているなぁ・・・
それらをExcelのマクロやピボット・テーブルを駆使して・・・
等、
この様な経験をされた方は多くいらっしゃるのではないでしょうか?
また、現場の方々がデータベースへアクセスしたい場合、
自社のIT部門へ申請して、様々な要件収集など、煩わしい業務が発生します。
ご自身で簡単にDataを取り込み、自由にグラフや視覚的に分かり易い表示を行えたら良いと思いませんか?
こんな要望をビジュアル分析ソフトTableauが解決します!
従来の分析業務
- IT部門による間接的な解析
現場の方々が、データベースからデータを抜き出して分析を行いたい場合、
都度IT部門に申請を出して、IT部門の方は要件収集など様々な作業を行っておりました。
また追加集積したい場合は更に作業が発生する。
そうなると作業負荷はもちろん、取り纏めに時間がかかってしまい
まさに“集計”となってしまっていました。
Tableau導入後の分析業務
誰でも簡単に、早く、あらゆるデータに、どこからでも
- 自らデータと対話するEndUser解析
一方、Tableauを導入し、End User解析を行うと、ユーザ側が、短時間でデータを可視化し、結果を得る事が出来ます。
データベースとリアルタイムで対話し、現場の担当者自身で分析が行え、レポート作ることが可能です。
ユーザからの細かい要件定義の作業が減るので、IT部門は従来のシステム管理業務に集中できるというメリットも生まれます。
誰でも簡単に自身で実施し、End Userが望む真の解析を実現出来ます。
Tableauとは?
優れた表現力・高い操作性
Tableau独自のビジュアライゼーション技術を用いて、色や形、サイズを使って分析結果を表現することで、問題の早期発見・原因特定を支援します。
また、高度なプログラミングや統計解析の知識を必要とせず、ドラッグ&ドロップやダブルクリックなどのマウス操作で誰でも簡単にレポートを作成する事が可能。
- ・豊富なビジュアル表現で誰でも課題発見・原因分析
- ・最適なグラフを自動表示、分析業務を強力にアシスト
多様なデータソースに対応
Excel等のMicrosoftOffice製品は当然ながら、Oracleをはじめとする多数のエンタープライズ向けRDBMSに加え、Salesforce、AmazonRedshift、Google BigQueryといったクラウドサービス、MapRやClouderaといったHadoopのシステム、SAP等のERPにも接続可能。
また、ローカルに保存されているExcelなどの外部ファイルとの連携も容易に行えます。
マルチ端末へ対応
スマートデバイスからも、WebブラウザからもTableauをお使い頂けます。パブリッシュされたレポートを、参照だけでなく編集する事も可能。また、iPad用アプリケーションを利用することで、タブレットでの操作を支援致します。
低価格ですぐに導入可能・小さくすぐに始められる
24万円から利用可能です。
ミニマム構成ではサーバを使わずに、PCとデータだけで分析が始められる為、
1人 → 部門 → 全社と段階的に導入が可能。
導入実績
海外25,000社以上、国内600社以上の導入実績
- 【大手企業への実績】
- Apple、Microsoft、Google、Facebook、eBay、Walmart、Woolworths、Wells Fargo、Bank of America、CBA、Attorney General、ACARA、Pfizer、Ferrari、NRMA、Ray White …
領域別ユースケース
薬効薬理データ解析
薬効薬理の業務で頻繁に用いられる
Excelファイルの操作デモ動画
Tableauは、データベース(例:Miscrosoft SQL Server、Oracleデータベース、Amazon Redshiftなどクラウド基盤)など様々なデータソースにダイレクトに接続して、解析が行えます。
このデモ動画では、薬効薬理の業務で頻繁に用いられるExcelファイルを指定して、読み込むシーンをご紹介しています。いったんExcelファイルを取り込むと、Tableauの画面上に豊富なビジュアル機能によりデータが表示されます。またHTS(ハイスループットスクリーニング)など大量データのハンドリングにも強く、瞬時に読み込んだデータは、画面上でサクサク動かすことができます。
全てGUIにより操作でき、マウスのドラッグ&ドロップで簡単にデータの表示を変えることができます。例えば、複数の薬理ターゲットや動物種などで並べ変えることで、選択性や薬理ターゲット、IC50との相関解析など、ビジュアル化により新たな知見を引き出します。
医薬品副作用報告データ解析
医薬品副作用データベースJADERの200万件以上の膨大なデータに対するデータ解析デモ動画
このデモ動画では、独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(PMDA)が公開している医薬品副作用データベースJADERのデータに対する、医薬品副作用報告データ解析についてご紹介しています。
このデータは、200万行以上の膨大な量を有し、通常Excelでは開いたりグラフ作成などが行えません。しかしTableauを用いることで、数百万行のデータでも取り込み、解析が可能になります。
例えば、副作用が報告された症例数の年度別推移や、医薬品ごとの副作用症例報告数トップ20を表示させ、被疑薬(有害事象との因果関係が疑われる薬)・相互作用・併用薬 を横並びにすることで、互いの相関が一目瞭然となっています。また医薬品ごとの副作用症例報告数トップ20と、有害事象(副作用)トップ10の関係についてヒートマップで表すことで、症例報告の多い医薬品を探したり、「間質性肺疾患」や「貧血」など報告の多い症例も見やすくなります。
ここでは、公開情報の副作用報告データを使用しましたが、お客様が自社で保有しているデータも同様に取扱いできます。
ダッシュボードによる複数シート連動解析
Tabelauのダッシュボード機能なら様々なデータを一画面で複数領域に跨った可視化分析が行える
創薬業務エリアでは、薬効薬理データ、物性情報など複数領域のデータを横断的に分析することが求められることがあります。
そのようなニーズに対し、Tabelauのダッシュボード機能により、様々なデータを一つの画面にまとめることができ、複数領域に跨った可視化分析が行えるようになります。
このダッシュボード画面のサイズは変更することができます。Webブラウザーの画面やiPadなど、タブレット端末用のサイズが用意されており、各デバイスに最適なデータ表示ができます。