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クライオ電子顕微鏡(Cryo-EM)サービス
Proteros社では、2017年ノーベル化学賞を受賞したクライオ電子顕微鏡を用いたタンパク質の構造解析解析サービスを提供しております。クライオ電子顕微鏡は、結晶化が困難な、膜タンパク質やタンパク質複合体、抗体などの構造解析に有効な手法です。
一般的に200KDaを超える場合はCryo-EM, 200KDa以下の場合はX線構造解析を利用します。
通常のCryo-EM解析 | Proteros社Cryo-EMサービス |
クライオ電子顕微鏡の使用回数が限られている | 毎週使用することが出来るため、十分な計測と検討を行うことが可能 |
測定に必要なクオリティのタンパク質を発現・精製することが難しく、時間がかかる | 様々な種類のタンパク質を発現・精製した経験があり、短期間で行うことが可能 |
サンプルを持ち運ぶ際に凍結させたり、4℃にインキュベーションした状態にする必要がある⇒タンパク質のクオリティに影響する場合がある | 測定する施設がProteros社の所在地と同じ市内にあるため、移動時間が短い。そのため、サンプルを凍結させる必要がなく、鮮度の高いなタンパク質を使用することが出来る。 |
アカデミアとの共同研究を行う場合、解析期間などが予測できない | 解析期間を予め設けて実験予定を組んでいるため、解析期間が予測しやすい |
解析の状況が把握することが出来ない(特にアカデミアとの共同研究) | マイルストーンを設けているため、プロジェクトの進捗状況が明確化している |
Cryo-EM用のsample/grid準備がオートメーション化されていない | マCryo-EMに関わるsample/grid準備がオートメーション化されている |
表1:通常のCryo-EM解析とProteros社Cryo-EMサービスとの違い
Establishmentフェーズ | サービス名 | 内容 | 概算 期間 |
解析により得られること |
Protein for EM |
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6-24週間 | Cryo-EMに利用できる高品質のたんぱく質 | |
EM feasibility Analysis |
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2-6 週間 |
EM feasibility analysis(純度、均一性、Complexの安定性) | |
ryo-EM condition Optimization |
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4-12週間 | Cryo-EM解析の最適なコンディション |
Structure Determinationフェーズ | サービス名 | 内容 | 概算 期間 |
解析により得られること |
Low resolution Cryo-EM structure |
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4-8 週間 |
低分解能のCryo-EM構造(3D envelope, >15Å) | |
High resolution Cryo-EM structure |
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8-18 週間 |
高分解能のCryo-EM構造(visible side chains, <4Å, リガンドの結合様式) |
表2:Proteros社によるCryo-EMサービスの提供形態および概算期間
Proteros社のCryo-EMは、EstablishmentフェーズとStructure Determinationフェーズと2段階に分かれております。
サービスの価格と期間は、お客様のご要望に応じて個別にご提案させていただきます。
詳細は、以下のお問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。