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製品トピックス2017/6/16

英国Titian社が来日、サンプル管理システムのビジネス概況やCTCへの期待について語る

2016年に、旧・CTCLS(現・伊藤忠テクノソリューションズ株式会社、以下CTC)は英国の大手創薬研究開発サービスプロバイダーTitian Software Ltd(以下、Titian社)と国内で初めて代理店契約を締結し、同社が開発したサンプル管理システム「Mosaic」の販売活動を開始しました。2017年初頭、Titian社のシニアコンサルタントRichard Fry氏が来日したので、海外の製薬業界におけるサンプル管理のホットトピックスや今後注力していくビジネスについて取材しました。

海外の製薬業界では、サンプル管理においてどのような課題解決のニーズが高まっているでしょうか。注目されているトピックスがあれば教えてください。

Titian社シニアコンサルタント
Richard Fry氏

Fry氏: 近年は、生体サンプルを用いたスクリーニングのスループットが向上し、スクリーニングの規模自体も拡大しつつあります。また、スクリーニングで使用される生体サンプルの種類や量も増えているため、生体サンプルのデータ管理を自動化し他システムと連携させることで、業務を効率化させたいというニーズが高まっています。スクリーニングの回転率を上げるためには多大な投資をしてでも、旧来システムのリプレイスに踏み切る企業が増えています。そのような中で、我々Titian社にご相談をいただくことが多いです。

またグローバルコラボレーションやCROとのコラボレーションなど、製薬企業が外部組織と連携する機会が増えているため、コンプライアンスの観点でもセキュアなサンプル管理の仕組み作りが急務となってきています。

昨今、海外ではどのようなソリューションの需要が高まっているでしょうか。

Fry氏: 大手から中小規模の製薬企業へのマーケット拡大に伴い、Mosaic SampleBank™(サンプル出庫依頼やワークフロー管理機能を中心としたパッケージ)やFreezerManagement(少量のサンプル在庫管理機能を中心としたパッケージ)といったスモールパッケージをベースとした、比較的シンプルな構成の導入案件が増えています。自動化のメリットを維持するよう、スクリーニング用の各種機器で新しい機種がリリースされるたびに、Mosaicと連携させてほしいという要望を常に受けており、Titian社はこれらに対して真摯に取り組んでいきたいと考えています。

今後どのようなビジネスに力を入れていくでしょうか。

Fry氏: 前に述べた製薬業界のニーズに応え、CROなど外部組織とのコラボレーションを支援するソリューション提供に力を入れていきたいです。また世界各国に拠点を持つ製薬企業に向けた、グローバルプロジェクトも積極的に進めていきたいです。
更に我々にとって比較的新しい分野である、生体サンプル管理のソリューション提供にも注力してきます。このように、Titian社は絶え間ない挑戦を続けていくことで、製薬業界のサンプル管理分野におけるITソリューションのリーディング・プロバイダーとしてよりプレゼンスを高めていきたいです。

今後日本でのビジネスを進めるうえで、CTCに何を期待しますか?

Fry氏:長年に渡り創薬研究向けのITシステムを提供してきたCTCは、これまで日本の製薬企業と築き上げた幅広いネットワークをフルに活用し、Mosaicのビジネス発展に貢献してくれるものと大きな期待を寄せています。CTCが強みとする創薬業務の深い理解と確かなシステムインテグレーションの実力は、製薬企業におけるMosaicの導入を成功に導き、ご満足いただけるものになると確信しています。
Mosaicの導入が日本で進むにつれ、将来はサンプル管理の分野では誰もが「Titian」を知っているほど、認知度が高まっていくものと見込んでいます。

最後に、日本のお客様へメッセージをお願いします。

Fry氏: Mosaicは、世界中の製薬やバイオテック企業・CRO・非営利組織で幅広く使われており、製薬のトップ20社では13社が導入しています。この豊富な実績は、サンプル管理の分野でTitian社がエキスパートである証であると誇らしく思います。海外と国内の製薬企業間では、サンプルを取り扱う業務のワークフローや課題に大きな違いはなく、グローバルコラボレーションやサンプル管理の自動化など、ニーズが非常に似通っています。そこでTitian社が海外で長年培った課題解決のノウハウを惜しみなく展開し、日本の製薬企業の業務最適化に貢献していきたいです。

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