R&D・品質・製品管理部門における本質的な課題
製品を支えるデータは多岐にわたり、R&D・品質・製品管理部門といった部門間での分断に加え、エクセル・実験ノート・個人フォルダなどのシステムごとに分断され、散在しています——原材料の物性、価格、規制情報、配合組成、プロセス条件、官能テストや逸脱事項、部品表(BOM)など。ラボだけではなく全体の構造化データを蓄積することで、AIは、"実際に活用可能なAI"へと進化します。
原材料
物理的・化学的特性、ロット履歴、価格、規制・コンプライアンス情報が、それぞれ別のシステムに散在。
処方設計
処方、原料の配合順序、計算データは個々のエクセルに分散しており、横断検索ができない。
品質イベント
逸脱、是正処置(CAPA)、変更管理は、その原因となる処方やロットのデータとは切り離されて管理されている。
製品情報やポートフォリオ
部品表(BOM)、プロジェクトのタイムライン、ステージゲートの状況は別々のファイルに存在し、その背後にあるR&DやQCデータとの連携が困難。
紙のノート、手書きのメモ、エクセル、独立したQCツール——従来のデータ記録は検索・追跡・監査が難しく、規制当局が求めるトレーサビリティも不十分。データが資産にならないまま眠っています。
Uncountableとは
設計情報(原材料・コスト・配合設計)、評価結果(成分・特性・信頼性試験)、実行プロセス(実験計画・設備条件・運転ログ)、規制情報(SDS・含有物質・承認申請)をひとつの基盤に構造化。評価データから目標特性に対して重要な変数を抽出し、ベイズ最適化により探索空間を逐次探索して最適解へ収束させ、配合設計を立案します。
ELN
電子実験ノート
実験の記録・共有をテンプレート化し、日々の入力を構造化データに。
LIMS
試験・サンプル管理
評価試験の依頼から結果までを処方と紐づけて一元管理。
ML/解析
配合最適化・実験提案
蓄積データから予測モデルを構築し、次に試すべき配合候補を提案。
Reports
可視化・ダッシュボード
リアルタイムのプロットとダッシュボードで意思決定を加速。
全スイート横断:生成AIモジュール「Bodie」
Bodie(ボディー)は、後付けの追加機能ではなく、4つの製品(スイート)すべてに組み込まれているAIアシスタントです。自然に質問をするだけで、Bodieは社内のナレッジを検索し、資料を作成し、複数の処方にまたがる根本原因を診断し、さらにデータに直接アクションを起こすこともできます。

R&Dスイートの機能
レシピ・配合の構造的データ管理と実験データの蓄積を中心機能に、電子実験ノート、データ可視化、AIによる実験計画支援まで、配合設計の業務を幅広くカバーします。品質管理、製品ライフサイクル管理、PPMとともに、全てが同一のデータモデル上で動作します。
01
階層シートによる構造化データ管理
レシピ・配合データを階層化シートで「構造化」して管理。原料・特性値の条件で過去処方を横断検索できます。
02
ノーコードで業務フローに合わせた設定
配合管理の項目や計算式をノーコードで追加・変更できます。単位変換やコスト積み上げも自動化することができます。
03
AI・DOEによる配合最適化
材料設計に適したAIモデルとDOE(Design of Experiments, 実験計画法)で配合最適化・コスト予測。独自のAI/MLモデルも追加可能です。
04
APIによる外部システム連携
社内の原料DB・試薬管理、評価用LIMS・サンプル管理、SAP、測定機器やChemDraw等とAPIで連携します。
05
トレーサビリティと監査対応
変更履歴とバージョン管理を自動記録し、全工程を可視化。※SOC 2 Type II、ISO 27001取得済み、21CFR Part11対応。
06
プロジェクト横断的な検索・追跡
プロジェクト横断的に、実験データを検索・絞り込み・追跡。データの蓄積とともに、AIモデルが継続的に強化されます。
画面イメージ
上段には横長のダッシュボード画面を2つ、下段には縦長のアシスタント/詳細画面を2つ配置し、形状の異なるビューも見やすく設計されています。

導入効果
単一のプラットフォーム化することにより、DOEの作業負荷を削減しながらR&Dのアウトプットを加速。
分断された実験ワークフローと手作業によるDOE計画が、新規処方開発の足かせとなっていました。あらゆる実験の背後にあるデータを構造化・連携させたことで、重複した試験が減り、既に何を試験したのかをチーム全体で明確に把握できるようになりました。
45%
実験計画(DOE)の作業負荷を削減
最大3倍
報告されたROI
試験回数を削減し、試験時間を短縮しながらも、厳密さを損なわない。
地域ごとに分断されたデータと統一されていないフォーマットにより、研究者は分析を始める前に、データの探索と統合だけでおよそ半分の時間を費やしていました。標準化・連携された単一のデータソースにより、目標達成に必要な試験時間と試験回数の両方を削減できました。
2.5倍
試験時間・試験回数を削減
50%
目標達成までの試験回数を削減
175社以上
導入実績(化学、医薬品、化粧品、食品、塗料など)
50%+
AI配合設計・DOEによるイノベーションサイクルの高速化
2016年
設立(本社:San Francisco / NY, London, ミュンヘン, シンガポール)
CTCによる導入支援
CTC(伊藤忠テクノソリューションズ)は、Uncountable の国内販売パートナーとして、日本語での製品説明・デモから、既存システム(原料DB・LIMS・SAP等)との連携設計、導入・定着までを支援します。
ヒアリング
現状の処方・評価業務、品質・製品記録に関する業務プロセスと課題についてお伺いします(無料・オンラインでも承ります)。
製品説明・デモ
貴社の業務やデータを想定したデモにより、適用の可能性をご確認いただけます。
個別提案・PoC
特定の業務やプロセスに絞ったトライアルを通じて効果を検証いただけます。CTCより、導入計画をご提案します。
導入・定着支援
既存システム連携やデータ移行、運用定着まで、CTCが支援いたします。
FAQ
Q. まだ情報収集段階なのですが、相談できますか?
はい。導入検討前の情報収集や、自社業務への適用可否のご相談も承ります。まずはお気軽にお問い合わせください。
Q. どのような業界・用途で利用されていますか?
化学、医薬品・バイオテクノロジー、化粧品、食品・飲料、消費財、塗料・コーティング、石油・ガス、農業など、幅広い業界の175社以上に導入されています。
Q. R&D専用ですか、それとも品質や製品ライフサイクルにも対応していますか?
Uncountableは、研究開発、品質、製品ライフサイクル、プロジェクトポートフォリオマネジメント(PPM)の4つのスイートを備えた、ひとつのプラットフォームです。すべて同じ連携データモデルを共有しているため、まずひとつのスイートから始めて、後から拡張することも可能です。
Q. 既存の原材料データベースやLIMSはどうなりますか?
置き換えることなく、API連携によりそのままご利用いただけます。原材料や試薬の管理を自社データベースで行っている場合や、LIMSおよびサンプル管理システムを既に運用している場合でも、Uncountableと併用可能です。
Q. AIを使うには大量のデータが必要ですか?
まずは、日々の実験データを構造化し、蓄積することから始められます。データが蓄積されるほど予測モデルは強化され、失敗した実験も含め、あらゆる実験からインサイトを得られるようになります。
Q. お問い合わせ後の流れを教えてください。
CTCの担当者よりご連絡いたします。まずは貴社の課題についてお伺いした上で、製品のご説明をさせていただければと存じます。
お問い合わせ後の流れ
CTCの担当者より、3営業日以内にご連絡いたします。その後、ニーズをお伺いするヒアリングと製品のご紹介をさせていただきます。
この段階での契約や費用は一切発生いたしません。