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Purge Factor算出ツール Mirabilis

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製品概要

Mirabilisは、API合成過程に推定される変異原性不純物の Purge Factor を計算するエキスパートシステムです。

API合成ルート入力

Mirabilisは、ユーザーによって指定されたそれぞれの変異原性不純物に割り当てられる、各合成ステップの反応性及び、個々のステップで実施される各種操作(後処理(留去、抽出、ろ過)、精製(カラム、再結晶))に対応するPurge Factorの数値をすべて掛け合わせ、変異原性不純物のAPI全合成過程におけるトータルのPurge Factorを計算します。

図:API合成ルート入力

ICH M7の合意に基づき、医薬品メーカーは、API合成過程における変異原性不純物に関して、安全性の確保及びAPI自身の品質の保証を求められております。Mirabilisは、API合成過程における、変異原性不純物管理戦略を効率化するソフトウエアです。

変異原性不純物の自動確認

Mirabilisは、ユーザーによって指定されたそれぞれの変異原性不純物の構造を認識し、その部分構造が過去に報告されている変異原化合物に一致するかを自動で判定します。現バージョンで26クラスの部分構造を認識します。Acyl halide、Aromatic amine、Michael acceptor、alkyl halide等を含みます。

反応性Purge Factorの自動計算

API合成の各種ステップにおける合成反応のクラスを予測します。ユーザーによって指定されたそれぞれの変異原性不純物が、これらの合成反応にさらされた場合に予測されるPurge Factorを自動で表示します。

図:代謝反応予測結果の表示、および、代謝反応予測ルールの参照

Purge Factor一覧表示

ユーザーにより指定された全変異原性不純物に対して、各工程の各ステップに対応するPurge Factor及びAPIの全合成過程におけるトータルのPurge Factorを一覧表示します。

一覧表の横軸には、Purge Factorの各項目が並んでいます。
Reactivity、Solubility、Volatility、Other(カラム精製等)

図:画面例

Publish機能によるデータ管理

Administratorは個々のPurge Factor計算結果をPublishすることができます。一旦Publishされると、一般のEditorはその内容を変更することも、削除することもできません。AdministratorがUnpublishすると、Editorによる上記作業は再び可能となります。一般のEditorはPublish機能は使用できません。

図:Publish機能によるデータ管理

その他の機能

skcファイル上の化学反応式を読み込むことができます。Purge Factor計算後の結果を保存や、Wordタイプのレポートを作成することができます。

システム稼動環境

図:システム稼動環境

資料ダウンロード

カタログ

事例集

文献ライブラリ

Mirabilisに関連する文献や過去発表ポスターは、以下のLhasa社ページをご参照ください。
Mirabilis Library window open

まずはお気軽ご相談ください。 03-6403-2213

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