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in silico毒性予測システム Derek Nexus 食品開発向けアプリケーション

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Derek Nexusは、知識ベースのin silico毒性予測システムです。化学物質の構造式から毒性に関与する部分構造を洗い出し、潜在的な遺伝毒性や発がん性などの毒性エンドポイントを予測します。

ご存じの通り、食品は医薬品と同様、口から人体に入るものであり、食品業界では、食品に含まれる化学物質に対する安全性を担保することが求められています。

そのため、食品開発におけるQSARを用いたリスク評価の1つの手段として、昨今Derek Nexusが多くの注目を浴びてきています。

食品開発へのアプリケーション

Derek Nexusは、食品開発のこのような目的でお使いいただけます!

香料の安全性評価

※香料の暴露量は極めて少なく、in vivo→in vitro→in silicoの流れで、評価対象香料の主に遺伝毒性でin silicoシステム活用を検討する食品企業様が増加

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食品添加物の安全性評価

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食品の容器・パッケージから溶出される化学物質の安全性評価

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海外では、変異原性(Q)SARを活用した食品に関連するハザードのリスク評価の事例があり、国内では海外よりも少ないものの徐々にケーススタディが増えつつある。香料に関しては、 添加物専門調査会の審議により、平成28年5月、「香料に関する食品健康影響評価指針」が策定され た。同指針では、変異原性(Q)SARの予測結果がリスク管理機関から提出された場合、食品健康影響評価では参考資料 として扱うこととされている(引用:「QSARの現状と課題」http://www.fsc.go.jp/fsciis/attachedFile/download?retrievalId=kai20170421so1&fileId=530)。

Derek Nexusによる毒性予測

知識ベースin silico毒性予測システムDerek Nexusは、添加物・香料・容器からの溶出物など化学物質の構造式からからその毒性を予測する知識ベースのSAR(構造活性相関)予測ソフトウェアです。

毒性の潜在的リスクを評価したい化学物質のQuery化合物を入力するだけで、毒性に関与すると考えられる部分構造(Alert)を分かりやすく提示し、毒性の根拠となる知見を提示します。

アカネ色素(アカネしきそ)は、アカネ科のセイヨウアカネの根から抽出される、アリザリン、ルベリトリン酸などを主成分とする赤色の色素である。2004年に長期発がん性試験(中間結果)で腎がんの発生が見られ、また変異原性も陽性との報告があることから、発がんイニシエーター(発がん性参照)の疑いがあるとして、食品添加物としての使用は禁止された。

引用:ttps://ja.wikipedia.org/wiki/アカネ色素

例)アリザリン

Derek Nexusでアカネ色素の主成分であるアリザリンの予測を実行。既知の知見通り、変異原性のAlert(部分構造)などが検出された。

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食品関連の政府機関・企業の例

  • ANSES (French Agency for Food, Environmental and Occupational Health Safety)
  • Coca-Cola Company
  • Evonik Nutrition & Care GmbH
  • Food and Environment Research Agency
  • International Flavors & Fragrances

ほか

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