ベルギーMDCPartners社が来日、臨床試験計画支援ソリューションta-Scan最新版の注目機能を取材！

Crowther博士：
ta-Scan 5の新機能である「検索インターフェース」、これが大変優れものです。旧バージョンのta-Scanでは、メニューのクリックにより、検索専用の画面を立ち上げてからでないと、検索開始できませんでした。しかしta-Scan 5では、画面中央の分かりやすい場所に検索窓が設けられため、起動したらすぐに検索開始できます。しかも馴染みのあるGoogleの検索窓に似たインターフェースがとても使いやすいものとなっています。ここに、興味ある治験の疾患領域や進行状況など複数のキーワードを次々に繋げて入力していくことで、検索結果の絞り込みが容易に行えます。旧バージョンで複数の条件による絞込み検索するためには、異なるタブに跨った複数の検索画面にそれぞれ検索キーワードを入力しなければならないという複雑な操作が必要でしたが、当バージョンの新機能により、一連の検索がとてもスマートに行えるようになりました。
また検索キーワードの頭文字を入力するだけで、自動的に検索キーワードを補完する機能もあり、また他の候補も提示するため、そこから選択することで、容易に検索条件を追加できるようになりました（下図）。

Crowther博士：
特に注目されていると感じるのは、臨床研究をするうえで最適なコラボレーターの特定、分析、非公開と公開情報のデータ・インテグレーションです。機能面でいうと、Research Landscape comparison wizardを用いて地図の上から治験サイトのステータスを網羅的に把握できるという期待も高いです。

Crowther博士：
先ほども述べたよう、製薬企業では、膨大なデータから価値ある情報を見出したいというニーズが高まっています。これに応え、MDCPartners社はデータ・インテグレーションにますます焦点を当てた開発を進めていきます。また、データベースのコンテンツもより洗練されたものとなるよう、データクリーニングのアルゴリズムを改良していきます。そしてユーザーの皆様に使いやすさの点でもよりご満足いただけるよう、ユーザーフレンドリーなインターフェースへのブラッシュアップにも力を入れていきます。

Crowther博士：
CTCは、我々が重要なマーケットと考えている日本において、ta-Scanの販売活動だけでなく、臨床試験の計画におけるIT活用の啓蒙的活動にも貢献してくれると期待しています。ta-Scanの普及を通じて、日本の製薬企業が、臨床研究や戦略的なサイト配置において、そのプロセスと効率の最適化を支援し、最終的には優れた医薬品がより早い日本市場への投入に繋がるものと思います。

Crowther博士：
MDCPartner社の主力製品ta-Scanは、海外で既に多くの製薬企業様にご愛顧いただいております。日本でta-Scanをご紹介し始めてまだ一年もたっていないですが、早くも「ご興味のある疾患領域での治験計画に役立ちそうという。」というご評価をいただき、導入いただいた企業様もいらっしゃいます。先ずはお気軽にCTCにご連絡いただければ、詳細なご紹介をさせていただきます。デモで画面をご覧いただければ、きっとこの直感的で使いやすいインターフェースをお分かりいただけると確信しております。近い将来、多日本の皆様にお会いできることを大変楽しみにしております。