CTCのライフサイエンス情報サイト LSTech

  • Home
  • 特集・コラム
  • ICH M7ガイドラインFAQ集
  • Sarah Nexusを使用する際の推奨設定は提供されていますか?

ICH M7ガイドラインFAQ集 ~Lhasa社のエキスパートがあなたの疑問に答えます!~

Sarah Nexusを使用する際の推奨設定は提供されていますか?

原文:
https://www.lhasalimited.org/Default.aspx.ShortcutID-574939.faq_id-1228.htm

回答

はい。

はい。Lhasa社は、Sarah Nexusを使用するうえで推奨の設定を提供しています。

ユーザーは、Sarahの設定を変更することができます。これにより、ユーザーの利用目的に適う予測へと導くために、柔軟な設定が可能となります。例えば、「自社化合物のいずれかが潜在的にactivating featureを有するかどうか。」という疑問を明らかにする際に、厳しい基準による選別が望ましい場合、ユーザーは「conservative」を選択することができます。これにより、activating fragmentがあれば、deactivating featureの存在有無に依らずpositiveと予測されます。同様に、確度の高い予測結果のみが必要な場合、ユーザーは、equivocalのthreshlodを上げることができます(根拠の重みが、毒性を持つと判定するには不十分なレベル)。

しかし通常の使用、特に規制当局への申請において、Lhasa社は equivocalのthresholdとsensitivityの両方を8%に、またreasoningはweightedに設定されていることを推奨しています。これは、sensitivityとspecificity間で最良の妥協点を見出し、全体的に最良のaccuracyを提供します。Lhasa社は、これらの設定を導き出すため、多数の独自のデータセットを使用して広範な分析を行いました。そして、この成果は最近FDAによって確認され、2014年3月Phoenixで開催されたSociety of Toxicology(以下、SOT)にて、ポスター発表されました。これら設定下におけるパフォーマンスの詳細は、SOTで、FDAと共同で発表したポスターに記載されています。またこの分析の詳細について、2014 年のSOTで、Lhasa 社のDirector of Science(現、CEO) Chris Barber氏もまた発表しました。

免責事項

PageTop