イベントレポート2019/12/11

AIによる情報発見エンジンセミナー

- 情報を本当の意味で活用するためのコグニティブ検索とは? - <パート3>

AIによる情報発見エンジンセミナー~情報を本当の意味で活用するためのコグニティブ検索とは?~

[読了時間:10分]

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(以下、CTC)は、2019年9月19日(木)、東京都千代田区のフクラシア丸の内オアゾにて、「AIによる情報発見エンジンセミナー~情報を本当の意味で活用するためのコグニティブ検索とは?~」を開催しました。

Sinequaはあらゆる業界で利用可能なプラットフォームですが、なかでも製薬企業に多くの導入実績があります。本セミナーでは主に国内の製薬企業に向けて、エンタープライズサーチがなぜライフサイエンス業界の要件に合っていて、利用が拡がったかについてお伝えしました。その主要コンテンツとして、Sinequa社より、海外製薬企業における導入事例をご紹介しました。

今回のイベントレポートで、海外事例のサマリーをお届けします。ぜひ、最後までお読みください!

海外製薬企業のSinequaプラットフォーム導入事例のご紹介

AIによる情報発見エンジンセミナー~情報を本当の意味で活用するためのコグニティブ検索とは?~

Sinequa
VP Global Operations Luc Manigot氏

AstraZenecaはじめPfizer、Bristol-Myers Squibbなどグローバル製薬企業で、Sinequaプラットフォームの利用が浸透してきています。とはいえ、同プラットフォームは製薬企業向けに開発されたものではありません。導入が拡がったのは、製薬企業が求める、多岐にわたる膨大な情報に対し、視点を変えての根気強い分析の繰り返しにより、新たな発見へと導くプロセスを加速させたいというニーズに応えられたからだと考えております。

数々の製薬企業の導入に携わりましたが、他業界と同様にエンタープライズサーチを起点に、各業務に特化したアプリケーションへと発展させるのがスタンダードなアプローチではないでしょうか。

AIによる情報発見エンジンセミナー~情報を本当の意味で活用するためのコグニティブ検索とは?~

具体的には、申請や規制に関連する臨床試験、品質管理など各企業が保有する情報に加え、PubMedなど論文、インターネット上の特許情報など社外データソースに対して、一か所から検索できるエンタープライズサーチの基盤作りから始めることが多いようです。

基礎が固まったところで、各業務に特化したアプリケーションへの利用拡大を検討します。ファーマコビジランス業務の応用例では、Sinequaプラットフォームにより、患者さまの声を迅速に検索するシステムを構築することで、副作用が生じた際の応答時間を数時間から1分以内に短縮できた事例もあります。これは、患者さまから寄せられる大量のフィードバックをデータマイニングし、何が本当の有害事か判別するために、Sinequaのコグニティブ検索能力が活用されています。

また、KOL(Key Opinion Leader)検出や社内外の専門分野のエキスパート検索機能も、頻繁に見られるユースケースです。特定のエキスパートに対する360°ビューによる、特定エキスパートが規制当局に与える影響や、過去に携わった臨床試験プロジェクトなどを紐解けるので、専門性の高い製薬業界にとって、利用価値の高い使い方ではないでしょうか。ほか、患者様の治療情報や電子カルテをマイニングして、隠れたニーズを見出すために使用しているケースもあります。特筆すべきは、これら情報は分析用に構造化されていないということです。しかし、テキストデータを検索・分析可能なSinequaプラットフォームは、これらデータの解析により新たな知見の引き出しを支援します。

このように製薬企業がSinequaプラットフォームを導入するロードマップには、アクセスしやすいエンタープライズサーチから始めて、順次実業務に即したアプリケーションへとスケールアップしていくケースが一般的です。業務に近づけば近づくほど、明確にROIも得られやすくなります。

機械学習アルゴリズムが検索対象のデータをより深く読み解いていくことで、益々ユーザーの視点に近い情報を提示できるようになるため、いつしか業務に欠かせない役割を担っている、これがSinequaプラットフォームの魅力でしょう。

SinequaプラットフォームとSciBiteの連携のデモンストレーションのご紹介

続いて製薬企業における代表的な検索と分析シナリオについて、Sinequaプラットフォームの画面をお見せしながらデモンストレーションを行いました。汎用的な文書だけでなく、専門性の高い創薬探索の検索にも用いることができます。

医薬品「aspirin」と入力すると、成分名「acetylsalicylic acid」や関連する遺伝子や論文がヒットし、一画面上で参照できます。この用語認識には、SciBite社のセマンティック技術によるライフサイエンス・デジタル辞書ソリューションが支援します。ユーザー様の独力による用語を作成する労力を、同ソリューションが大幅に負荷を軽減させます。この辞書のおかげで、検索キーワードにスペルミスが含まれていても、自動的に正しい表記を補完して検索させることができます。

AIによる情報発見エンジンセミナー~情報を本当の意味で活用するためのコグニティブ検索とは?~

汎用的なアプリケーションであるエキスパート検索は、製薬企業でも例外ではなく頻繁に用いられています。
デモでご覧いただいた画面では、各エキスパートの顔写真などプロフィールに加え、どのような遺伝子に関する研究を行ったかなど、文書からエキスパートの得意分野を類推して提示させましたが、これら表示項目はユーザー様のニーズにより、自由に設計可能となっています。

AIによる情報発見エンジンセミナー~情報を本当の意味で活用するためのコグニティブ検索とは?~

デモでご紹介したシナリオは、ごく一部です。各企業様にとって、効果の高いアプリケーションは百社百様です。情報資産活用に関する課題や実現させたい戦略をお持ちの場合は、Sinequa社とCTCにお聞かせください。漠然としたイメージであっても、形にするお手伝いをさせていただきます。

このセミナーのイベントレポートはまだまだ続きます。ぜひ次回をご期待ください!

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