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製品トピックス2018/5/7

知っておくべきこと:創薬探索ループにおけるデータフローの統合

原文:
https://www.titian.co.uk/news-landing/news/integrating-data-flow-around-the-drug-discovery-loop window open

古典的な創薬探索サイクルには、設計から計画、テスト、データ収集、データ分析、結果を次のサイクルに適用するステップが含まれます。

これらプロセスでは、複数のソフトウェアアプリケーションが使用されており、多くのステップを経ながらファイルを手動で移動させるという煩雑な作業が行われていたため、これまで研究者の悩みの種となっていました。 作業の手間や時間が掛かるだけでなく、誤った操作をするとデータの完全性が損なわれるため、データは見つけられない状態となってしまう可能性があります。 そのため研究者は、実験ノートのサインオフによって人為的ミスの発生を監視していますが、これでは非効率となってしまっています。

研究を促進するために、研究者は創薬サイクル全般にわたり、最小限の労力で関連情報とログデータにアクセスしたいと考えています。

しかし、そもそもライフサイエンス分野の研究開発業務は複雑なため、創薬研究開発のチェーンにおいて、部分的にカバーする実に多くのソリューションが様々なプロバイダーにより開発・提供されてきました。そのため、データのスムーズなフローを実現するには、既製品を探すよりも、複数のソリューションを統合した方が容易だと考えられます。
それにより実験室の自動化において、先ず繰り返し行われる物理的行為のパフォーマンスを向上させ、次に個々のロボットを接続して統合されたプロセスを提供し、追跡およびワークフロー管理を実現するための大きな第一歩を踏み出すことができました。多くの実験室では、計画の自動化(または半自動化)プロセスを統合し、アッセイサイクルに含まれるデータをテストおよび収集しています。 これには、サンプルを在庫から取り出し、アッセイプレートに分注し、試薬の添加や測定値を処理することが含まれます。

ジグソーパズルの最後のピースは、次のサイクルにおける設計と計画段階のための、結果の分析をフィードバックすることです。 しかし、このような広範な領域をカバーするソリューションを提供できるベンダーはごくわずかです。 たとえ、そのようなベンダーが存在したとしても、そのベンダーの製品領域が独占的である可能性が高く、カバーする必要があるすべての領域に対応できるとは限りません。

研究者を管理する

抜本的な解決策とは、パートナーシップを最大限に利用し、アッセイサイクル全体を包括的に統合することによって、ラボ・マネージャーがコントロール可能になることです。 ラボ・マネージャーは、インフォマティクスと自動化のための様々なソリューションを選ぶことができ、標準化されたインターフェースを通じてデータを自動的にトランスファーします。

Titian社Mosaic在庫管理ソフトウェアは、自動化されたインフォマティクスにおける、在庫追跡とワークフロー管理の「接着剤」としての役割を果たし、21 CFRパート11に準拠したデータやサンプル、操作の監査証跡を提供します。

Titian社は、ChemAxon始めGenedata、Brooks、Labcyte、Tecan、HighRes Biosolutions、TTP Labtech、Hamilton、Ziathなど多くのパートナーと緊密に連携しています。

各パートナーは、プロセスにおける優れた専門知識・経験を有しますが、互いにほぼ重複はしていません。各パートナーが共同で取り組むことで、ベストインクラスのソリューションを提供し、標準化を図ることができます。

ライフサイエンスの研究者の日々を刷新

複雑なアッセイ業務における各種オーダーを簡素化するための経路が設定されるだけでなく、自動的かつ正確に実行されるようになるため、アッセイ担当者の業務に革新をもたらします。

研究者:

•処理を実行する化合物を特定します
•オーダーを作成します

統合されたシステム:

•指定されたパラメータに基づいて、オーダーが自動的に作成・確認・実行されます
•アッセイプロセスを通じてオーダーが発動します
•在庫のデータはプロセス全体に渡って保持されます(転送の確認、サンプル減少量の登録、場所の更新、プレート内容物の追跡、パフォーマンスの「操作ダッシュボード」と初期の分析を行うためのデータの公開)
•実行が完了すると、本格的な分析が開始され、リアルタイムで報告されます

したがって、研究者は実験を準備し、考察により多くの時間を割くことができます。 それはプログラマーやサンプルマネージャー、インフォマティクスに依存するのではなく、研究者自身がアッセイを制御できるようになります。

他の利点

この統合ソリューションを目指したパートナーシップには、次のような利点もあります。

•要求から測定までのサイクルが大幅に加速されるため、結果を迅速に取得できます。 これにより、次のフォローアップ化合物セットを早期に依頼できるようになります。
•手作業によるファイルのインポート/エクスポートを排除することで、誤った解釈や情報の誤った取り扱いによるエラーを減らすことができ、より正確な結果が得られるようになります。
迅速に実装でき、また強固に定義されたインターフェースであっても、柔軟性を持たせた運用が可能です。
•データやサンプル、操作に対する完全な監査証跡。特定のサンプルから結果が得られたことを証明することができます。すべての転送にはタイムスタンプと関連する研究者が記録として残りますが、これはGxP環境にとって不可欠な要件です。

将来像

将来的に、ハンドヘルドデバイスからシステムを制御できるようになることも夢ではないでしょう。また、次の分析を準備するために、自動化された手段によりデータを使用することができます。その結果、合成における次の構造式が、過去の画面の結果によって導かれます。

また、過去の画面に基づいて次の画面の小さなバッチを選択することで、効率的にケミカルスペースを検索できるようになります。

もっと知りたい方は?

SLAS 2018で、Titian、HighRes BiosolutionsおよびGenedataが発表した統合エンドツーエンドスクリーニングソリューションのチュートリアルをご覧ください。

•Titian社Mosaicサンプル管理ソフトウェアにおけるアッセイプレートのデザインとオーダー
•HighResシステムで全自動スクリーニングプロセスを受け入れて実行
•Genedata Screenerで自動的にデータ分析と承認フローを発動

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